日本168、中国205、韓国198、合計571語を収録した世界初の日中韓の3カ国の色名事典。それぞれの国の色名が表す色や、色名の由来、色が生み出すイメージなどを100のカラーグループに分けて掲載しました。
例えば「赤」の項目の場合、日本の「赤」は明るく祝い事などに使われ、中国の「大紅」は華麗で高貴な伝統慶祝の装飾色、韓国は「パルガン」と言って鮮明で絵の具をイメージする、など色名ごとに解説しています。
色名の付いた地名など色にまつわるエピソードも収録し、知識だけでなく日中韓や西洋の色の文化など歴史、文化的背景の要素も盛り込まれた事典になっており、色を通して改めて日本、中国、韓国の生活文化を知ることのできる一冊です。